モンゴルの民族衣装ってなんて名前?色々調べてみた

モンゴルの人々は、遙か昔から騎馬民族・遊牧民として大草原で暮らしてきました。

そんな彼らの民族衣装は「デール」とよばれます。これは、馬とともに生活してきた民族ならではの伝統と知恵が詰まった衣服です。

その構造やデザインを知れば、モンゴル人がどのように暮らしてきたかが見えてくるかもしれません。本記事では、モンゴル伝統の民族衣装について詳しく紹介します。

モンゴルの民族衣装って?

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モンゴルの民族衣装としてしばしば登場するのがデール(дээл、deel)です。

同じアジアの国の民族衣装だからか、日本人からするとどことなく親しみを覚えます。デールについて詳しくみてみましょう。

「デール」の特徴

モンゴルといえば、かつて一大帝国を築いた遊牧国家です。

農耕を営んで暮らした日本とは異なり、人々は広大な草原に馬を駆って暮らしていました。

そのためデールは基本的に馬に乗ったとき動きやすいようデザインされており、「遊牧民のための衣装」であることが分かります。

例えば馬に乗ったとき、所持品をどうするかは重要な問題です。

このとき、デールの帯は所持品を携行するための便利なバッグ代わりになります。

ここに物を入れたり挟んだりすることで、馬上でも大切なものを落とす心配はありませんでした。

また、モンゴルは日本より緯度が高く、気候の変化が激しいところです。

夏は30℃近い高温になる日がある一方で、冬は-30℃と極寒になることも珍しくありません。

デールはそんな激しい気候変化にも耐えられるよう、季節によって素材や組み合わせにさまざまなバリエーションが見られます。

例えば気候が穏やかな春や夏は、綿素材のデールを着用するのが一般的です。

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しかし氷点下にもなる寒い冬は、毛皮のデールや裏に仔羊の皮が縫い付けられたデールデールなどを纏います。このとき必要となる仔羊の数は、大人の男性用でなんと30頭以上

いきなりそのような数の仔羊は調達できませんから、遊牧民たちは死んでしまった仔羊の皮を捨てずに常にとっておきます。そして材料がたまったら、冬が来る前に暖かなデールを新調するのです。

モンゴル国内で見られるデールのバリエーションは非常に多く、およそ400以上にも及ぶとか。

というのも、部族、性別、既婚・未婚、年齢などによって「着るべき」とされるデールは異なります。

モンゴルの遊牧民は人生のステージが変われば新たなデールを纏う必要があり、どうしてもバリエーションは多くなってしまうのです。

遊牧民にとっての「衣類」とは

遊牧生活を営むモンゴル人にとって、衣類は「ただ着るもの」として以上の意味がありました。

住みかを変える遊牧生活では、不動産は維持できません。持ち運びしやすい衣類は家族の重要な資産の一つとみなされ、とても大切にされてきたのです。

その昔は外交上の贈り物としてベルトや衣類が贈られることも多かったといいます。

また、モンゴル帝国時代には忠実な部下に豪華な衣類が下賜され、これが大変な名誉とされることもありました。

結婚式には衣類が花嫁の持参金の一つともなりますし、モンゴル人にとって衣類は常に資産価値の高いものだったのです。

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また草原で暮らしたモンゴル人は、衣服を「神からの贈り物」とみなしていたという話もあります。

物を多く持たない遊牧民は「人が一生に着られる服は神によって定められており、新しい服を着る度に寿命がすり減っていく」と考えていました。そのため、かつては子どもに新しい服を着せるときは「まず犬に着せる」という儀式も行われていたとか。

現代のモンゴルではこのような風習は失われつつあります。しかし、遊牧民にとって衣類が一族にまつわるとても大切なものだということは、今も変わりありません。

モンゴルの民族衣装の詳細を紹介

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モンゴルの民族衣装はどのようなパーツから成り立っているのでしょうか。モンゴルの民族衣装について構造や着方を紹介します。

モンゴルの民族衣装の構造

モンゴルの民族衣装・デールの構造は、基本的に着物によく似ています。

どちらも同じT字型で、前を打ち合わせて着用。広げれば1枚布として用途が多いところもそっくりです。

着物はときに就寝時の上掛けとして利用されるなどしますが、モンゴルの民族衣装も同じ。内側に革が貼り付けてあるデールなら冬には毛布代わりになりますし、枕やマット、ときにはテントの代わりとしてさえ使われることがあります。

民族衣装の着方

 

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デール

デールは1枚の衣で作られています。立襟で、男女問わず打ち合わせは左側が上。

右肩、さらに脇にも2カ所のボタンが付いています。

通常デールというとモンゴルの民族衣装そのものがイメージされますが、実際は長衣部分のみをデールとよぶのです。

ウムドゥ

デールの下に履くズボンは「ウムドゥ」とよばれます。寒い冬は毛皮のウムドゥを履いたり中に綿、ウール、シルクなどが充てられたものを装着します。

男性も女性も必ずウムドゥを履きますが、近年の都市部ではこのウムドゥを省略する女性も多いとか。おしゃれな女性は足元にパンプスを履き、デールを長めのチャイナドレスのように着るそうです。

ブス

これは、デールの上に巻き付ける帯のようなもの。長さは数メートルもあり、明るい色の織物で作られるのが一般的です。

見栄え的にも重要なポイントとなるものですが、実際は体を守る役割もあります。

馬に長時間乗り続ける遊牧民は、その振動により内蔵を傷めるおそれがありました。

ブスを腹部にきつく巻き付けることで、乗馬での振動によるダメージを軽減。サポーターを巻きつけたような効果により、背中や腰の負担をおさえることができたのです。

ただしこちらも現在は変化が見られ、洋式のバックル付きのベルトを着ける人も多いとか。

特に都市部のおしゃれな女性は伝統的なブスよりも西洋風のベルトを装着し、オリジナルのモンゴルスタイルを楽しみます。

帽子

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モンゴルの民族衣装で欠かせないのが帽子。てっぺんが尖った独特の形状をしたものは「ジャンジュン・マルガイ」とよばれます。ちなみにジャンジュンとは「将軍」を意味する言葉です。

このほかあごひもを結んで着用する帽子は「ダロー・マルガイ」とよばれます。丸いキャップ状をした帽子は「ヨクト・マルガイ」、厳寒期に着用されるロシア風帽子は「ウネグネェ・マルガイ」です。

また近年は西洋化の影響で、「デール+つば広ハット」の男性も多く見られます。おしゃれなモンゴルの男性は帽子とデールの色を上手にコーディネートして独特のファッションを楽しんでいます。

オイムス

これはブーツの下に履く靴下のこと。伝統に則ったスタイルでは三角巾のようなものを足に巻き付けるのが一般的だそうです。冬は厚手のフェルトソックスを履きます。

ゴタル

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デールに合わせるのは膝丈のブーツ。

ウムドゥを中に入れ込んで着用します。フェルトまたはレザーで作られており、つま先が上を向いているのが特徴です。

これは馬に乗ったときに足先があぶみからずり落ちるのを防ぐためだといわれています。

固く頑丈で、折り曲げるのも難しいほど。現在でも愛用する人は多く、おしゃれなデザインのゴタルが数多く見られます。

フレム・ハンターズ

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デールの上に羽織る上着です。袖が付いているものは「フレム」、ベストのように袖がないものは「ハンターズ」とよばれます。民族調の刺繍など施してある美しいものが多く、デザインやカラーはさまざまです。

アクセサリー

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移動して暮らす遊牧民にとってはアクセサリーも非常に大切な資産です。

日常的に身に着けるのは銀製品が多いですが、着飾るときは紅珊瑚やトルコ石、翡翠などを大盤振る舞いで身に着けます。

伝統的に一族に伝えられるものも多く、アクセサリーは個人としてはもちろん部族としても大切なアイテムです。

また、髪を伸ばし束ねることが求められるモンゴルの女性にとって、髪留めは特に重要なアクセサリー。

年代によって髪型も変わるため、さまざまな形状をしたヘアアクセサリーが見られます。

一方男性のアクセサリーは、ボタン、ベルト、指輪が主なもの。

特にデールのボタンはきれいな装飾が施されているものが多く、男性のおしゃれへのこだわりが見られます。

モンゴル人の普段の服装は?

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それでは現代のモンゴルの人々は普段どのような格好をしているのでしょうか。都会に住むモンゴル人の日常スタイルについて紹介します。

基本的には日本と同じ

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ウランバートルなど都会に住む人のファッションは、日本人とほぼ変わりません。

ビジネス時にはスーツを着用するのが当たり前ですし、オフではジーンズなどカジュアルな洋装が主流です。

ただし女性のファッションは、日本と比較すると露出度が高めという特徴があります。

街を行き交うモンゴルの女性を見れば、すらっとしてスタイルのよい人が多いと気付くでしょう。顔は日本人によく似ていても、モンゴルの女性は西欧人のようなスタイルに近いといわれます。

騎馬民族と農耕民族の違いなのかもしれませんが、いわゆるモデル体型の人も少なくありません。

ボディコンシャスな服がよく似合い、華やかな印象です。

モンゴル人のおしゃれアイテム

ほとんどのモンゴル人が所持しているのが「ブーツ」「カシミア」です。

特にウランバートルは「世界一寒い首都」ともいわれるほど寒いところですから、都会の人でも冬にはブーツを着用し防寒対策をとっています。

そんなモンゴルのブーツは、トナカイの革でできたロングブーツが一般的。価格は日本円でも4~5万円するそうです。

また、大草原でたくさんのヤギを放牧するモンゴルは、カシミアの生産量では世界5位に入ります。

通常の羊毛よりも柔らかく温かいカシミアも、冬には欠かせないアイテム。モンゴルの人々は生まれた時からカシミアを着て大きくなります。

このほか衣服ではありませんが、モンゴルでは「眉毛タトゥー」も人気なのだとか。

これは女性だけではなく男性もといいますから、意外です。きれいな眉は見た目の印象を大きく左右すると考えられ、モンゴルでは特に重視されています。

遊牧民も洋装が主流

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それでは今なお遊牧生活を続ける遊牧民はどうかといいますと、こちらも日常的に着用しているのはトレーナーやTシャツ、ジャージなどカジュアルな西欧の衣服です。

デールももちろん着用しますが、それは何か特別なことがあったとき。普段から日常的に着用する人は滅多にいません。

これは日本でも同じことがいえますよね。着物は「晴れ着」ともいわれるように「ハレの日」つまり特別な日に着るもの。身に纏うだけで特別感が増し、お祝い事のめでたさがアップするように感じます。

モンゴルの人々も、大切なデールは特別な日にのみ着用しています。

モンゴルの民族衣装の歴史

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現代まで引き継がれ、モンゴル民族の誇りを象徴するデール。実はモンゴル帝国誕生よりもずっと前から存在していたといわれます。モンゴルにおける民族衣装の歴史を簡単に振り返ってみましょう。

モンゴル最古の民族衣装

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モンゴルで見つかった最も古い衣装は「ノヨン・ウル」山で見つかった「フン族」のもの。

垂れ下がった襟に動物の毛皮で飾られた袖口をしたデール、さらにはミンクの飾り帯を付けた黄色い帽子もありました。これは紀元前3世紀にモンゴル高原を支配した匈奴時代の服飾文化をよく表わしているといわれます。

6~10世紀の中央アジアに住むトルコ系民族の民族衣装にも同じような型が見られ、両者のルーツは同じなのかもしれません。

モンゴル帝国時代~清朝時代

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13世紀にモンゴル帝国が誕生すると、デールの装飾はより一層華美なものへと変化します。革や羊毛ではなく、絹の生地を使用をするのが好まれました。

中でもモンゴルのハーン達は凝った刺繍や装飾の入ったデールを身に着けたといわれます。

ハーンたちが好んだのは、白のデール。

白は幸福と偉大さを象徴するといわれており、帝国の主であるハーンにはぴったりだったのです。

また、当時モンゴルが支配下に置いた国々にもデールは浸透していきます。

例えば1世紀近くモンゴルの支配下に置かれた韓国では、モンゴルに近い貴族や士官は韓服にデールの要素を進んで取り入れました。そしてときには韓服ではなくデールを身に着けることを強制された時代もあったそうです。

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後に元朝が倒れ清王朝の支配が始まると、モンゴル高原の遊牧民たちには「デールの袖口を長くするように」という命令が下されます。

これにはモンゴル人を動物にたとえようとする侮蔑の意味が込められていたため、モンゴル人は憤慨しました。

彼らは命令に従って袖を長く作ったものの、この頃からデール着用時には袖口を折り込むようになったといわれます。

ちなみに、デールが現在のような高く立った襟になったのも、満州族の伝統衣装の要素が取り入れられるようになったため。現在のデールのルーツは、さほど昔ではありません。

20世紀初頭以降

20世紀になると、モンゴルの女性たちは美しい宝石が付いていたり豪華な刺繍がほどこされたりするデールを身に着けるようになりました。

当時の女性にとって珊瑚、翡翠、真珠、純銀などのアクセサリーは欠かせないものです。

中には腕輪やネックレス、指輪、イヤリングなど全て合わせて13~14kgもの銀装飾を身に着けていた女性も珍しくはなかったとか。

ところが清朝が倒れ1924年にモンゴルで社会主義政権が誕生すると、華美な装飾は禁止されるようになります。デールはもちろん華やかな帽子なども禁止され、西洋的な衣服が推奨されるようになります。

こうした社会の変化により男性や女性は長く伸ばした髪を切る人も増えたそうです。

民主化以降

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すっかり洋服が浸透したモンゴルでは、デールはほとんど着られなくなりました。前述のとおりデールは「晴れ着」として特別な日に着られることが多くなり、普段の生活ではほとんど見られません。

ところが近年モンゴルでは、社会主義時代に失われてしまった国家のアイデンティティを取り戻そういう動きが高まっています。

これに伴いさまざまなモンゴルの独自文化復興が謳われ、デールにも再び注目が集まるようになりました。

モンゴル民族の伝統を取り戻そうという動きの中心にいるのは、主に若者です。

モンゴル文字や伝統、文化などその分野は多岐に渡りますが、ファッションもその一つ。伝統的な様式を現代風にアレンジしたおしゃれなデールは、若いモンゴルのファッショニスタから熱い支持を集めています。

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基本的にモンゴルのファッションは、日本や韓国のトレンドを追ってきたといわれます。

しかし近年はウランバートルでファッションショーが開催されるなど、モンゴル独自のファッションも見られるように。

今後はモンゴルがアジアの新しいトレンドを作り出していくかもしれません。

モンゴル伝統の民族衣装が見たいなら「ナーダム」に行こう

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現在モンゴルを訪れても、伝統的な民族衣装を目にすることはまれです。観光客相手のレストランなどもありますが、これでは少し物足りないと感じます。

「モンゴル伝統の民族衣装が見たい」「観光客向けではないデールを見たい」という人は、ぜひモンゴル最大の祭り「ナーダム」が行われる時期にモンゴルを訪れてみましょう。

モンゴルの人々にとって、ナーダムは年に一度の大切なお祭り。そこかしこに伝統的な民族衣装を着た人が見られます。

ナーダムとはどんなものなのか、詳しく紹介します。

ナーダムはモンゴル民族伝統の祭り

「ナーダム(Наадам、Naadam)」とはモンゴル語で「祭り」という意味です。チ

ンギスハーンの時代からモンゴルで行われてきた伝統的なお祭りですが、1921年より「国家行事」として開催されるようになりました。

ウランバートルでは毎年「革命記念日」に当たる7月11日から3日間に渡って開催されます。

参加者はもちろん見学する人も目いっぱいめかし込んでおり、会場は華やかな雰囲気です。

メインイベントは「競馬」「モンゴル相撲」「弓」の3競技

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ナーダムではモンゴルの伝統といわれる「競馬」「モンゴル相撲」「弓」の技術が競われます。

名誉を重んじるモンゴル人にとって、ナーダムに参加することは大変な名誉。優勝すれば一族の誇りとなり、周囲の尊敬を集めます。

特にモンゴルの大草原で開かれる競馬は必見。5~13歳くらいの子供たちが、馬の年齢ごとに決められたコースを駆け抜けます。一番長いコースは50km以上あるといいますから、かなり過酷であることは間違いありません。

競技では騎馬民族の誇りと伝統を存分に感じられるので、ぜひじっくり鑑賞しましょう。

おめかししたモンゴル人がたくさん

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年に一度の大きなお祭りですから、モンゴル各地からとっておきの民族衣装を纏っておしゃれした人達が集まります。

ナーダムは競技大会ではあるものの、国民の民族意識を高め一つにするという目的もあるといわれます。そのため、民族衣装はもちろん民族伝統の音楽や舞踊なども登場する上、会場周辺にはモンゴル料理の屋台もたくさん出現します。

モンゴル伝統の競技を見ながら民族音楽を聴き、民族衣装に身を包んだ人々を見る…。モンゴルの歴史や伝統を肌で体感したいなら、これ以上のチャンスはありません。

まとめ

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モンゴルの民族衣装には騎馬民族・遊牧民としての歴史や伝統が詰まっています。加えて近年はデザインや素材も多様化しており、より一層華やかなデールが見られます。

特にウランバートルなど大都会では、ボディコンシャスなデールを着る女性も多いとか。モンゴルではデールの今昔を楽しむのもよいかもしれませんね。

また、現地でデールを購入したい人はオーダーメイドがおすすめです。モンゴルの仕立屋さんに行けば採寸から縫製までしてくれますよ。ただし布は生地屋さんで購入する必要がありますから、仕立屋さんでどのくらいの生地が必要か、よく確認してください。

実際にデールを着用してみれば、モンゴルの伝統をより身近に感じられるのではないでしょうか。