「モンゴルに行ってみたいけどよく知らない・・・」
そんな方は多いのではないのでしょうか!?
なんと、時差はたったの1時間!
大の親日国であるモンゴルの魅力はたくさんあります。
モンゴルの基本情報やおすすめの料理、観光地、気を付けたいマナーなどをご紹介します。
モンゴルの基本情報
モンゴルの夏はカラッとしていて過ごしやすいです。
ベストシーズンや服装、おすすめの持ち物をご紹介します。
モンゴルの言語はモンゴル語!
出典:http://www17.plala.or.jp
モンゴル語は、ロシアと同じキリル文字を使用しています。
ローマ字を逆さまにしたような文字が特徴的。
発音は空気が抜けたような独特な音が多いです。
文法は日本語とほとんど同じです。
なので、単語を並べると比較的簡単に文章が作れます。
モンゴルではほとんど英語は通じないと思っていてください。
稀に若い人で英語が喋れる人もいますが、観光地や飲食店ではほとんど通じません。
グーグル翻訳の使用をおすすめします。
モンゴルの気候・ベストシーズン
モンゴルは1年のほとんどが冬という大変寒い国です。
最低気温はー40度になることもあります。
極寒のイメージがあるかと思いますが、夏もあります。
夏の7~8月は気温20度前後とカラッと過ごしやすく、最近は30度を超える日も・・・。
夏は夕立のような突然の雨が降る日もあります。
モンゴルのベストシーズンは5~8月です。
気温10~20度で過ごしやすいです。
春の4月頃は風が吹き荒れ砂嵐になることもしばしば。
また、モンゴルは1年中乾燥していることも特徴です。
年間降水量は東京の4分の1以下。
国土の90%で砂漠化が進んでいます。
モンゴルの服装
モンゴルが気温差が激しいので夏でも温かい服を持ってきておくことがおすすめです。
6~8月は昼間は半袖、夜は冷えるので長袖パーカーがあれば便利です。
4~5月、9月は日本の秋~冬場の服装がおすすめ。
コートが必要な日もあります。
10~3月は本格的な極寒になるため、防寒対策は厳重に。
冬場のおすすめ服装例
外を歩く時のおすすめの服装をご紹介します。
- ダウンコート
- ニット帽
- マフラー
- 耳あて
- 手袋
- ヒートテック2枚
- パーカーやニット
- 温かいインナースパッツ
- 温かいズボン
- 温かい靴下
- 冬用ブーツ
- カイロ
極寒時期は外を歩くと髪・まつ毛・鼻毛が凍るほどです。
飲食店などの室内はTシャツ1枚でもいいくらいに暖房が効いています。
ですので、脱ぎ着がしやすい服装がおすすめ。
女性はスカートはおすすめしません。
普通のタイツ1枚だと凍傷になるので注意!
モンゴル旅行の持ち物
泊まるゲルによってはアメニティ類が皆無の場所もあります。
長時間の車移動の旅は道中でトイレがありません。
草原で天然トイレは当たり前ですので、トイレットペーパーがあると便利です。
夏場にあると便利なもの
- トイレットペーパー
冬場にあると便利なもの
- ダウンコート
- ニット帽
- マフラー
- 耳あて
- 手袋
- ヒートテック
- パーカーやニット
- 温かいインナースパッツ
- 温かいズボン
- 温かい靴下
- 冬用ブーツ
- カイロ
- マスク
冬のウランバートルは、黄砂やPM2.5の影響で空気が悪いのでマスクは必需品です。
モンゴルの物価
硬貨の流通はあまりなく、紙幣のやり取りが基本です。
最高金額の20000トゥグルク紙幣で日本円で約800円です。
たとえば国産のビールやウォッカは安いですが、カクテルやワインは高いです。
日本の100均製品が倍近い金額で販売されています。
モンゴルの治安問題
また、移動の際はなるべくバスや電車などの公共交通機関を利用するようにしましょう。
っというのも、ウランバートル市内で走っているタクシーのほとんどが白タク。中には、許認可を落とすのがめんどうなだけの優しい運転手もいますが、ほとんどが観光客からのぼったくりが目当てです。
日本人だとわかったら強硬手段をしてくることもあるので、タクシーは使わないようにしましょう。
ポケットにスマホを入れて音楽を聴くのも要注意!
モンゴルのWi-Fi事情
モンゴルは無料Wi-Fiスポットが増えています。
チンギスハーン国際空港、ウランバートルのホテル、カフェ、レストランなどと使用できる場所は多いです。
旅行者でもインターネットを使える環境が整い始めています。
ただし普段日本で利用しているの通信速度と比べると、やや不安定になる場合もあります。
モンゴル国内で安く使用できるSIMがあります。
モンゴルの大手通信会社「MobiCom」では7日間6GBのデータ通信限定SIMが、7,500トゥグルグ(約303円)で購入する事ができます。
(※通話は別途料金がかかります)
モンゴルについて・モンゴルの歴史や文化などはこちらの記事でも解説しています。
モンゴルってどんな国?遊牧民の文化や観光スポット、モンゴル人の国民性について調べてみた
モンゴル旅行のツアーの費用はどのぐらい?
モンゴルの観光の仕方は2種類あります。
「ツアーで行く」か「個人で行く」かです。
季節や観光場所によってもツアー料金が異なります。
それぞれの料金相場をご紹介します。
ツアーで行く場合
夏のツアー
モンゴル旅行の一番人気シーズンは夏です。
夏はカラッと暑く過ごしやすく、乗馬体験やキャンプをするのにおすすめです。
モンゴルの草原の星空は世界一美しいと言われているほど絶景です。
5~9月のウランバートル周辺観光5日間は、安くても10~15万円程度かかります。(※食費移動費別)
冬のツアー
シベリア犬のそりすべりや、冬のゲル宿泊は非日常体験です。
11~3月のウランバートル周辺5日間は、8~13万円が相場になります。
個人で手配して行く場合
航空券だけ予約し、現地で行きたい場所やしたいことを告げてあとはお任せする人も多いです。
往復航空券だけで夏は10~11万円、冬は6~7万円が相場です。
モンゴル行きの航空券の価格は?
5~8月は最も過ごしやすい気候のベストシーズンため相場も高くなります。
月別の航空券の価格帯をご紹介します。
シーズン | 往復航空券価格 |
1月 | 最安値68,900円 |
2~3月 | 7万円台 |
4月 | 8万円台 |
5~7月 | 10~11万円台 |
8月 | 最高値114,400円 |
9~12月 | 7~8万円台 |
モンゴル行きの直行便はある?
モンゴルまでの直行便は成田空港からのみ就航しています。
出発地 | 飛行時間 |
成田→ウランバートル | 5時間35分 |
成田→仁川(韓国)→ウランバートル | 8時間50分 |
モンゴルの公共交通機関は?
モンゴル旅行での移動手段をご紹介します。
タクシーはほとんどが白タクです。
ぼったくられないように気を付けましょう。
タクシーはぼったくられる!?
モンゴルのタクシーの多くは白タクと呼ばれる一般人が言い値で乗せているタクシーです。
タクシー会社もありますが、数が少ないです。
タクシー料金の相場は1キロあたり1000トゥグルク(約40円)。
外国人の場合高確率でぼったくられるので気を付けましょう。
(※タクシー会社でも気を付けて!)
特に注意してほしいのが空港のタクシー。
海外旅行あるあるですが、空港で親しげにコンニチワなどと話しかけられます。
ついつい信用して乗ったら、びっくりする金額を言われた!というトラブルもあります。
宿泊施設の送迎かタクシー会社を利用しましょう。
空港からウランバートル市内は車で30分ほど。
渋滞があれば、2時間かかることもあります。
バス
バスは観光客でも比較的簡単に乗ることができます。
くれぐれもスリには注意しましょう。
バスの乗り方や料金をご紹介します。
ウランバートル循環バス
ウランバートル市内を循環しているバスがあります。
地方バス
モンゴル鉄道
遊牧民が家畜のミルクや野菜などを市内に売りに来るときによく使われています。
窓から見える果てしなく続く大草原は絶景です。
市内には止まらず地方にだけ停留します。
乗車時間が大変長いことでも有名です。
たとえば、車で3時間かかる場所には一晩かかります。
モンゴルにはトンネルがなく山を通過できず遠回りするからです。
寝台列車になっているので座席をベッドにして寝ることもできます。
料金
約2時間半の距離で3000トゥグルグ(120円)と格安。
行先例:
行先 | 走行時間 | 個室料金 |
ウランバートル市内~中国の国境 | 8時間 | 40000トゥグルク(約1800円) |
チケットはオンライン又は、市内にあるウランバートル駅の切符売り場から買うことができます。
レンタカー
モンゴルのレンタカーは必ず運転手が付きます。
車種別の料金をご紹介します。
料金
すべてガソリン代別の料金です。
車種 | 料金 |
プリウス | 100,000トゥグルク(約4000円) |
8人乗りの車 | 150,000トゥグルク(約7000円) |
ランドクルーザー | 250,000トゥグルク(約10000円) |
モンゴル旅行で食べておきたいおすすめの食事13選
羊がメインで、牛、豚、馬、鶏があります。
①ホルホグ
②ボードグ
③ボーズ
出典:http://mongolia.tabitamago.jp
モンゴル料理の定番の蒸し餃子。
④ホーショル(揚げ焼きデカ餃子)
出典:http://michinokufarm.seesaa.net
ミンチ肉を小麦粉の皮で包み、揚げ焼きにした料理。
表面はパリパリで、中はもっちりジューシー。
チンギスハーン空港の2階にあるホーショールもおいしいです。
⑤チャンサンマハ
出典:http://www.29notoyo.co.jp
⑥ツォイワン
出典:https://asiabackpacker.info
牛肉と野菜を炒め、小麦麺とともに蒸す料理。
日本の焼うどんに似てます。
⑦ゴリルタイシュル
出典:http://www.google.com
モンゴル風の肉うどん。
肉と野菜をじっくりと煮込んだスープはコクがあります。
⑧グリヤシン
出典:https://gigazine.net/news
牛肉煮込み。
ハヤシライスに似ています。
⑨ナリーンマフ
⑩バンシタイシュル
出典:https://blog.his-j.com
水餃子(ひき肉と玉ねぎ)入りの肉スープ
⑪ハルシュル
出典:http://monmole.hatenablog.com
シンプルな肉スープ。
塩だけで味付けしていますが、こくがあり美味しい。
⑫バンシタイツァイ
出典:https://dailyportalz.jp
水餃子入りのミルクティースープ 。
⑬スーティツァイ
出典:https://www.caplarity.com
初めはクセがあって慣れませんが、飲めば飲むほどやみつきになる味です。
日本でいうところの味噌汁的な存在です。
モンゴル旅行で絶対に行くべき!おすすめ観光スポット15選
モンゴル旅行でおすすめしたいスポットをご紹介します。
自然以外にも寺院や歴史的建造物が多くあります。
①カラコルム博物館
出典:https://www.mongoru-ryoko.mn
遊牧民の子供たちが作ったアクセサリーの販売も見どころです。
【入場料】
大人 | 5000Tg(約220円) |
学生 | 2000Tg(約90円) |
※写真撮影、ビデオ撮影は別途料金が必要です。
②エルデニ ゾー
出典:https://www.google.com
【入場料】
敷地内 | 無料 |
寺院入場料 | 3000tg(約130円)。 |
※内部を撮影する際は別途料金がかかります。
③ゴビ
④ガンダン寺
出典:https://asiabackpacker.info
⑤チンギスハーン広場
出典:https://asiabackpacker.info
表彰式やナーダム祭りの時期にはイベントが行われる市民の中心的なスポットです。
⑥ザイサン トルゴイ
出典:http://www.mongol.co.jp
⑦テレルジ
出典:http://www.mongol.co.jp
⑧モンゴル国立博物館(国立民族歴史博物館)
出典:https://asiabackpacker.info
【入場料】
大人 | 8000 Tg(約350円) |
展示の撮影 | 10000 Tg(約440円) |
⑨亀石
出典:https://hirokuasaku.net
入場料は無料です。
⑩ボグドハーン宮殿博物館
出典:https://www.tripadvisor.jp
【入場料】
大人 | 5000Tg(約220円) |
⑪チンギス ハーン像
出典:http://radtec.blog.fc2.com
⑫チョイジンラマ寺院博物館
出典:https://asiabackpacker.info
【入場料】
大人 | 8000Tg(約355円) |
⑬ダンバダルジャー
出典:http://www.kaiseikan.ed.jp
⑭メルクーリ市場
出典:https://green.ap.teacup.com
日本人にとって乱雑に並んだ野菜や肉、チーズは衝撃的。
新鮮でおいしい食材がそろいます。
おすすめは干しヨーグルトの”アーロール”です。
出典:https://natgeo.nikkeibp.co.jp
チーズケーキを乾燥させたような味がして病みつきになります。
中には硬くて噛みきれないものや、酸っぱいアーロールもあるのでお気に入りのものを探してみてください。
⑮ナラントウール市場
出典:http://mongolwalker.blog.fc2.com
家具や家電、靴や野菜などが売っています。
モンゴル旅行をするときの2つの注意点
モンゴルには変わった文化や風習が多々あります。
現地でモンゴル人と仲良くなったときには気を付けましょう。
①足を踏まれたら握手
モンゴルの文化で、足を踏まれたら必ず握手をするという文化があります。
突然握手されてもびっくりしないでください。
握手をせずに知らんふりしてしまうと大きなトラブルのもとになり兼ねないのでご注意を!
②頭には触ってはいけない
モンゴルでは、人の頭をなでたり触ってはいけません。
幸運が逃げてしまうと考えられています。
日本では仲良くなるとついついやってしまいなのでご注意!
まとめ
行ってみたい場所はありましたか?
モンゴルは大自然を味わい、非日常が楽しめる絶好の場所です。
モンゴル旅行を快適に過ごし、満足する旅を送ってください。