現地を知る日本人がおすすめするモンゴル・ウランバートルの観光スポット7選!観光に役立つ交通機関や季節の情報も紹介

モンゴルと言えば、果てしなく広がる大草原を駆け巡る馬、遊牧民の素朴な生活。そんなイメージとは裏腹に、政治・経済の中心地である首都・ウランバートルは、年々めまぐるしい都市開発が進んでいます。

道路には日本車が列をなし、高層ビルが立ち並ぶ、そんなモンゴルを見てみたくありませんか?

モンゴルの首都「ウランバートル」ってどんなところ?

ウランバートル市はモンゴル国の首都であり、最大の都市です。面積4704㎢のエリアに150万人近くが暮らしていて、モンゴル国の総人口が約320万人(2018年、国家統計局)なので、人口の46%ほどが集中していることになります。

英語表記は”Ulaanbaatar”。現地語で ”ulaan” は「赤い」、”baatar”は「英雄」を意味し、「オラーンバータル」のように発音します。

ウランバートルの起源は1639年にさかのぼります。もともとはチベット仏教などの宗教と経済の中心地で、1911年から首都となり、ウルグー、イフ・フレーなどと名前を変えながら、1924年からウランバートルと呼ばれるようになりました。

現在のウランバートル

中心部にはデパートをはじめ、おしゃれなショップやカフェ、レストランなどが軒を連ね、高層ビルや高級住宅街も増えていますが、一方で、郊外には「ゲル地区」と呼ばれる、本来遊牧民の移動式住居であるゲルなどを固定住居として人々が暮らしている地域もあります。ソ連式の建物が残った街並みは、ヨーロッパのような雰囲気も漂わせます。また、市内にいくつかあるチベット仏教の寺院では、独特の静寂な空気を味わえるでしょう。

出典:shineail.mn

都市開発の進むウランバートルが頭を抱えているのは、大気汚染やごみ処理の問題。特に冬場の大気汚染は深刻で、対策に乗り出しているものの、模索状態にあるようです。

ウランバートルのおすすめ観光スポット7選

街の中心部は、政府庁舎前のスフバートル広場やノミンデパートなどがあるエンフ・タイワン(現地語で平和)通りがメインストリートになります。時間に余裕があるなら歩いて散策するのも良いでしょう。

ここからは、ウランバートルの中心と言えるスフバートル広場周辺から、おすすめの観光スポットを紹介していきます。

 

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1.  スフバートル広場(Сүхбаатарын талбай)

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国会議事堂が入る政府庁舎の南側にある広場で、モンゴルに行ったならまず初めに訪れておきたい場所です。政府庁舎側からは、かのチンギス・ハーンの他、オゴタイ・ハーン、フビライ・ハーンの3像が鎮座し、広場の中央に革命家スフバートルの騎馬像が建てられています。

季節ごとのイベントにも使われ、いつも人が賑わう市民の憩いの場です。エンフタイワン通りに面した南側は公園となっており、花々や木が植わっています。

2. モンゴル民族博物館(Монголын үндсний музей)

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スフバートル広場の北西にある、石器時代の遺跡から匈奴、モンゴル帝国、社会主義時代を経て民主化、現代に至るまで、モンゴルの歴史や風俗を知るにはうってつけのスポットです。

力を入れている考古学研究の成果を常設展で展示しているほか、運が良ければさまざまなテーマの企画展も見られるかも!あらゆる種類の民族衣装なども展示されています。http://nationalmuseum.mn/

3. 国立オペラ・バレエ劇場(Улсын Дуурь Бүжгийн Эрдмийн Театр)

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スフバートル広場東側にある鮮やかなピンク色の建物が目印です。全500席あるロシア式の劇場で、年間約100回の公演数を誇ります。

シーズンは10月~翌年6月で、国営の劇場なのでチケット代は約800円~と格安なのが何よりもの魅力!バレエ「白鳥の湖」やオペラ「カルメン」などの古典作品はもちろん、ロシアの演目やモンゴルらしい創作民族オペラ「ラムの涙」、馬頭琴の成り立ちを描いた「フフーナムジル」など、名作が目白押しです!チケットは www.ticket.mn で購入できます(英語可)。

4. トゥメン・エフ民族アンサンブル(Түмэн эх чуулга)

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モンゴルの伝統的な芸術が見られる劇場です。馬頭琴をはじめとする伝統楽器の演奏や、ホーミー、オルティン・ドー(長唄)と言われる独特の歌唱法の民謡、軟体芸などの華やかな演目が目を引き付けます。

ここでしか見られないエキゾチックな雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

5. ボグド・ハーン宮殿博物館(Богд хааны ордон музей)

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モンゴルが社会主義に移行する前にあった大モンゴル帝国最後の皇帝である活仏ボグド・ハーン(在位1911年~1919年、1921年~1924年)が暮らした宮殿で、1961年から博物館になっています。広い敷地内にいくつか建物があり、ボグド・ハーン夫妻の日用品や海外から献上された珍しい動物のはく製コレクションのほか、年代物の仏教美術の作品が見られます。

チベット仏教の雰囲気が漂う木造の寺院や門は圧巻です!

6. ザイサン・トルゴイ(Зайсан толгой)

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中心部から3キロほど離れた、ウランバートルを一望できる丘。コンクリートでできた戦勝記念碑があり、内側はモンゴルとソ連の友好をイメージしたモザイク画になっています。

日本人としては居心地のいい場所ではないかもしれませんが、高台から見下ろすウランバートルの景色は絶景です!特に日没頃の時間帯に上ると、昼間の景色と夜景が両方楽しめるのでおすすめです(足元には要注意)。

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以前は612段ある階段を上っていかなければたどり着けなかったのですが、2018年にオープンしたショッピングセンター「ザイサン・スクエア・モール」を通って、中間地点まではエレベーターで行けるようになりました。それでも体力に自信のある人はぜひ階段で!麓には格好いい戦車のモニュメントもあり、少し離れた巨大な仏陀像は、中に入れます。

出典:travel.new-value.mn

ザイサン・スクエア・モールでは、映画や食事も楽しめます。高級住宅街でもあるザイサンは、近年注目を浴びているウランバートルのおしゃれスポットです。

7.  日本人墓地跡(Япон цэргийн дурсгалд зориулсан цогцолбор)

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第二次世界大戦後に捕虜となり抑留中に亡くなった日本人の慰霊碑です。ウランバートル中心部から15キロほど離れた郊外にありますが、日本人として一度は訪れておきたい場所です。

前出のオペラ・バレエ劇場や政府庁舎の建設にも日本人抑留者がかかわったと言われていて、その建物が現在でも使われています。2017年には日本とモンゴルの国交樹立45周年を記念して桜の木が20株植えられるなど、日本にゆかり深い場所でもあります。

番外編:モンゴルで見られる恐竜の化石

出典:mass.mn

実は恐竜の化石の宝庫でもあるモンゴル。せっかくなので巨大な骨格標本を見ておきたいところですが、2020年時点でウランバートル市内で恐竜の化石を見られる場所は、空港からウランバートル中心部へ向かう道中にあるショッピングセンター「フンヌ・モール」です。

国の恐竜化石研究機関が運営するれっきとした展示施設なので、ぜひ寄って間近に見てみると面白いでしょう。

ウランバートルを旅する前に知っておきたい豆知識!空港との距離や時差は?

日本からウランバートルまでは、成田空港からMIATモンゴル航空の定期便が通年運航しています。直行便では約5時間でウランバートルに到着します。

他にはソウル、北京などで乗り継いでいく方法もありますが、待ち時間が掛かる場合が多いです。日本のパスポートではビザなしで30日間、観光目的の滞在が可能です。

ウランバートルと日本の時差は1時間。サマータイムの実施されていた時期もありましたが、2020年現在は廃止されています。手持ちの時計の調整は必要ですが、時差を感じるほどではないでしょう。

空港からウランバートル市街へ

主要空港となっているチンギス・ハーン国際空港は、ウランバートル市中心部から南西約18キロ先にあります。

渋滞に巻き込まれなければ車で30~40分ほどの距離ですが、市街への直行バスなどはないので、迎えがない場合は路線バスか白タク(個人運営のタクシー)を利用することになります。

空港のゲートを出るやいなや、こうしたタクシー運転手にたくさん声を掛けられますが、モンゴル語しか通じないことがほとんどです。もちろんメーターはなく外国人だと法外な値段を請求されることもあるので、事前に宿泊予定のホテルなどに送迎を頼むのが安全です。

なお、日本の政府開発援助によって新ウランバートル国際空港が建設中で2020年上半期に開港予定となっていましたが、その後音沙汰がありません。開港すれば年間200万人が利用できる大規模な空港になるということで、楽しみですね。

ウランバートルのホテル

ホテルはモンゴル語で「ゾチッド・ボーダル」(зочид буудал)と言います。

高級ホテルなら5つ星ホテルの

  • ウランバートル
  • ブルー・スカイ
  • ベスト・ウェスタン・プレミア・トゥーシン

などが中心部から近く便利ですが、中級ホテルだと日系の

  • フラワー・ホテル
  • テムジン

がおすすめです。

市内にはゲストハウスもあります。予約サイトなどでよく吟味するのがいいでしょう。ベスト・ウェスタン・プレミア・トゥーシンはラウンジから見る夜景が絶景なので、宿泊しなくても立ち寄って損はありません。

ウランバートルホテル前にある文豪ナッツァグドルジ像

ウランバートルの交通事情

ウランバートル市には電車や地下鉄はないので主な交通手段はバスや車ですが、タクシーは前述のとおり個人が自家用車で走っている白タクが主流で、ぼったくりに遭う可能性もあるので外国人だけでは乗らないほうがよさそうです。正規タクシー会社のタクシーもあり、こちらは1キロあたり1000トゥグルグ(約40円)が目安です。

公共交通機関はバスとトロリーバスがあります。どちらも乗るにはプリペイド式カード「Umoney」(ユーマニー)が必須で、バス停近くの「トゥツ」と呼ばれる売店などで購入し、チャージします。

料金は市内ならどこまで行っても一律で500トゥグルグ(約20円)、トロリーバスは300トゥグルグ(約12円)(どちらも大人料金)と激安。乗ってみると現地の人の暮らしが味わえますが、スリが多発するので持ち物に気を配り、大声で話さないようにしましょう。特に朝の通勤・通学ラッシュと帰宅ラッシュは混雑も渋滞も激しいので、その時間帯は避けてください。渋滞に巻き込まれると、歩いたほうが遥かに早かった、なんてことも珍しくありません。

ちなみに、ウランバートルでは日本車をよく見かけます。市内を走る乗用車の半数以上が日本車、というデータもあるくらいで、中古車がメインですが、燃費のいいプリウスなどが人気だそうです。交通ルールは日本と逆の右車線なのに、右ハンドルの車で走るのはなんとも不思議な感覚です。基本的に運転が荒い人が多いので、道路を渡るときも気を付けましょう。

ウランバートルから地方に出かけるには?

各地方都市とは、鉄道や長距離バスでつながっています。航空便もありますが、冬季は減便されることも。

鉄道は北はロシア、南は中国までを結ぶ列車です。鉱業で発展した第2の都市・エルデネトまで11時間程度、内モンゴル自治区・エレンホト市との玄関口・ザミン・ウードまで約14時間。

4人1部屋の個室寝台車を利用すれば、大草原を走る車窓の景色を楽しみながら、同室になった人と語らう旅の醍醐味が味わえるでしょう。車内では有料で飲み物や軽食を注文できます。

ウランバートル駅の駅舎

ちなみにロシアのモスクワまでは5日間、サンクトペテルブルグまで7日間で行けるとのこと。時間を惜しまなければ、こうした長旅もしてみたいですね。もちろん防犯対策は万全に、また国外に出る場合ロシアはビザなし入国できませんので、事前調査をお忘れなく!

ウランバートルの治安、気を付けること

ウランバートルの治安は際立って悪くはありませんが、スリや置き引きなどの軽犯罪は日常茶飯事です。特に外国人観光客はターゲットになりやすいので、持ち物には常に気を配りましょう。

リュックやバックパックなどは前に抱えるか、貴重品用にショルダーバッグを別に持つのがいいです。

日本人はモンゴル人と顔は似ていますが、服装や雰囲気、表情などで外国人とわかるようです。なるべく単独行動は避けましょう。夜間は暴行事件や性犯罪も起こりやすいです。

また、信号無視やスピードを出して走行している車も多いので、交通事故にも注意が必要です。歩行者を優先してくれないことも多いので、道路を渡る際はよく確認してください。青信号であっても油断は禁物。「日本とは違う」という感覚を忘れないことが大切です。

安全にかかわる情報は、在モンゴル日本大使館のウェブサイトでも確認できます。(https://www.mn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji_ubcityinfo.html

ウランバートルのレストラン、カフェ、ナイトスポット

ウランバートルではモンゴル料理はもちろん、日本、韓国、中華、ロシア料理など、あらゆるジャンルの食事が楽しめます。

最も庶民的なのは「ゴアンズ」「ツァイニー・ガザル」と呼ばれる食堂で、モンゴルの家庭料理を堪能できます。注文してから料理が運ばれてくるまで時間が掛かったり、脂っぽかったりすることもありますが、せっかくなので現地の人に混ざって入ってみるのもいいと思います。和食レストランも年々増えているので、胃を休めたいときや日本食が恋しくなっても安心です。

外国人にも入りやすいモンゴル料理レストランとしては、市内に複数の店舗がある”Modern Nomads”(モダン・ノーマズ http://www.modernnomads.mn/)と、ウランバートルホテルの南向かいにある”MANDU HOUSE”(マンドゥ・ハウス http://manduhouse.com/)がおすすめです。現代風にアレンジされたモンゴル料理や、名物のボーズが味わえます。

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また、市内の至るところにおしゃれなカフェがあるのも、嬉しいポイント。韓国資本のカフェが多いです。旅の途中、コーヒーやケーキでほっと一息つくのもいいですね。フリーWiFiが使えるお店もあります。

さらに2013年にはケンタッキー・フライド・チキン、17年にサークルK、18年にロッテリアなど、外国資本のフランチャイズチェーンが続々と参入していて、カフェ代わりに利用されています。

夜になれば大型パブやクラブの派手なイルミネーションが目立ちます。各店自慢のライブを楽しめますが、中でもサーカス場に併設されている「グランド・サーカス・パブ&レストラン」では、なんとサーカスが鑑賞できます!

ただ、モンゴルのウォッカ、アルヒはアルコール度数がかなり強いです。飲み過ぎやトラブルにはくれぐれも気を付けてくださいね。

ウランバートルでショッピング

買い物スポットはデパート、スーパー、ショッピングモールなどがあります。

ちょっとした食べ物や日用品なら、プレハブ小屋のような売店「トゥツ」やコンビニ感覚の「フンスニーデルグール」を利用すると経済的。小さいお菓子などのお土産の購入は、スーパーマーケットやザハ(市場)も選択肢に含まれます。お土産物はフラワーセンター(ツェツェグ・トゥブ)という土産物店が中心部にありますが、ノミンデパート(旧国立デパート https://holding.nomin.mn/mn/c/22)などでも購入できます。モンゴルらしいフェルト製品はおすすめです。

なお、肉や乳製品、加工されていない羊毛やなめし皮などは動物検疫の対象品となることがありますので、お土産にする際は確認しましょう。

ウランバートル観光は「気候」や「季節」に注意!

ウランバートルは四方を山に囲まれた盆地に位置しますが、その標高は1351メートル。年間の平均気温は氷点下7度で、首都としては世界一寒いとも言われています。

四季があり夏は7月と8月ですが、毎年9月下旬には初雪が降り、遅いと6月上旬まで雪が見られることもあります。真冬は氷点下30度を下回ることも珍しくなく、現地の人にとっても厳しいものです。

とはいえ、モンゴルにも四季があります。

春 (ハワル/Хавар)

5~6月頃。日によって寒暖差が激しく、「モンゴルの春は一日で春夏秋冬が全部体験できる」などと言われるほど。突然の砂嵐や吹雪が起こったりもしますが、運が良ければ夏のように過ごしやすい日もあります。

旅行に行くなら、春夏秋冬すべての服を持参したほうがいいかもしれません。

夏 (ゾン/Зун)

7~8月頃。一年で一番過ごしやすく、旅行にはぴったりの時期です。

日中は35度くらいに達することもありますが、大陸性気候で湿気が少ないのでカラッとしていて、気温が高くても気持ちがいいです。ただし、夜になるとぐっと気温が下がり肌寒くなるので、上着が必要です。雨が降る日もあります。標高が高いこともあり日差しが強いので、サングラスを用意しておくと便利です。現地でもおしゃれなものが買えます。

夏のモンゴル:2017年頃撮影

秋 (ナマル/Намар)

9~10月頃。気温は安定しますが、雪がちらつき始めます。日本の冬くらいの気温と考えて、ある程度の防寒対策が必要です。

朝晩は氷点下になることも。比較的過ごしやすい時期と言えます。春と秋は薄手のダウンジャケットなどを持っておくとちょうどいいです。

9月のウランバートル郊外

冬 (ウヴル/Өвөл)

11月~4月頃。日中でも気温が氷点下10~20度前後、真冬はそれ以下になってくるので、対応できる防寒対策が必須です。

厚いコート、深く被れる帽子、マフラー、手袋、滑りにくいブーツなどが必要ですが、現地で調達するほうが確実です。一番の要注意は外気温と屋内の寒暖差で、室内ではセントラルヒーティングという暖房器具が設置されているので、とても暖かいです。汗をかかないように、コートの下も着脱しやすい服を着ておくのがオススメです。

舗装された歩道や道路は雪が降るとかなり滑りやすく、モンゴル人が派手に転んでいる姿もよく見かけます。歩く時も気を付けましょう。また大気中のスモッグがひどい時期でもあるので、マスクがあったほうがいいです。

黄砂に要注意!

厳しいモンゴルの四季ですが、特に注意しなければならないのが黄砂です。

黄砂と言えば、日本でも春先にアレルゲンや咳の元になることでも有名ですが、黄砂の発生源に近いモンゴルではその格が違います。

モンゴルで発生する黄砂は砂嵐になり、視界がまったく不明瞭となります。

毎年、大規模な砂嵐によって数名が亡くなっているほど。

モンゴルに春先旅する時は、黄砂の発生に気を付けましょう。

まとめ

出典:news.mn

目覚ましい開発が進む一方で、どこか懐かしい雰囲気をとどめるウランバートル。全国からさまざまな人や文化が集い、外国人観光客も必ずと言っていいほど訪れる、ある意味ではモンゴルの玄関口でもあります。

旅行には都市部ならではの注意点も多いですが、大草原だけではない都会的なモンゴルも、ぜひ満喫してみてくださいね。