女性の美しさというのは、時代によってもその評価の基準が全然違います。
例を挙げらるなら、日本。
日本の平安時代では、細目でぷっくりとした女性が非常にモテたそうです。少なくとも、現代の美意識とは少し違った面がありますよね。
これは、平安時代においては栄養状態が悪く、細めの女性よりも太めの女性の方が裕福そうであったからだと言われています。
このように、文化的な違いで美しさの基準は大きく変わります。
それが国境を跨ぐろ同じようなことが起きるでしょう。
こと、モンゴルはどうなのでしょうか。
美人が多い国なのか、そしてモンゴル人の女性はどのような性格をしているのかを解説していきます。
モンゴルの基礎知識編
モンゴルの女性のことを知る前に、まずはモンゴルとモンゴル人の基礎知識からお話していきましょう。
国について
モンゴルは東アジアに位置する共和制国家です。
一昔前は、北方で国境を接していたソビエト連邦の影響から、社会主義国家でした。しかし、ソビエト連邦の崩壊とほぼ同時に、独裁体制が解体されるようになったのです。
人口はわずか330万人に届かないほどしかおらず、世界18位を誇る広大な面積に比べると、かなり少ないと言えます。
その少ない人口の半数が首都ウランバートルで生活しており、日本人の我々が想像する遊牧民的な暮らしを捨て、定住化が進んでいます。
現在、モンゴルで遊牧民的な暮らしを行う人は全人口の1割にも届かないそうです。
公用語について
公用語はモンゴル語を利用しています。
しかし、前述の通り、1990年代までは非常にソビエト連邦の影響が強かった影響からか、未だにモンゴル語を文字として流暢に利用できる人はそこまで多くありません。
ソビエト連邦の非民族主義的政策により、モンゴル文字に代わって、キリル文字の使用を命じられていたことから、未だにキリル文字表記が公的にも使われたりしています。
モンゴル文字が縦書きしかできないのに対し、キリル文字が横書きもできるといった利便性も、イマイチモンゴル文字が普及しない要因になっているんだとか。
宗教について
モンゴルでは、歴史的にチベットとの関係性が深いため、チベット仏教を信仰する人が多いです。
また、土着のシャーマニズムに基づいた信仰も深く、どちらも生活に根付いています。
仏教と神道を両立させて生活している日本と似たようなかんじです。
しかし、どちらも宗教の存在を許さない社会主義時代には抑圧されていました。
民主化以降は復活を遂げ、現在も広く普及活動が行われています。
モンゴルはなぜ美人が多いのか?
モンゴルは美人が多い国であると言われています。
それでは、なぜ、美人が多いのでしょうか。その理由は島国で、海を囲まれている私達日本人には想像できない理由だったのです。
モンゴルは広大な土地と遊牧文化によって成り立っていった国です。
国とは言っても、モンゴル人に国境という概念が生まれたのはそこまで昔ではありません。
モンゴル民族を含めた、遊牧民というのは国境がなく、様々な人種が結婚し、交雑していきました。
その結果、たくさんのハーフが生まれたのです。
ハーフは遺伝上、「優生遺伝」が起きやすく、一般的に美しいとされる部位が現れやすいと言われています。
現在に至るまで、ロシア系のスラブ人、中東系のアラブ人、中国系の漢人との混血が進み、モンゴルには美人が多いのです。
モンゴルでの美人な女性の基準
前述の通り、国や時代が変われば、美しさの基準も全然違います。
欧米人と日本人とでは美しさの概念はまったく違っていますが、モンゴルは同じ東アジアの一員。
似通っているところも多いかもしれませんね。
黒髪
まずは髪の毛です。
日本人でもそうかもしれませんが、髪型は女性のきれいを決める、重大な要件です。
モンゴル美人の特徴として、長い髪の毛、艶のある髪の毛であることは必須です。
手入れの行き届いた髪の毛というのはそれだけでステータスになりえます。
ただし、あくまでもナチュラルであることが好ましいとされ、あまりけばけばしい髪型は好まれません。
顔立ち
次に顔立ちです。
前述の通り、モンゴル人は交雑と混血が歴史的にもよく進んでいるため、同じモンゴロイドの日本人と比べても、顔の堀が深いです。
日本人がくっきりとした顔立ちの女性を好む傾向にあるのと同様に、モンゴル人もそうです。
目が大きく、鼻筋がすらっとした女性が美しいとされます。
ただ、堀が深いとはいっても、西洋人ほど濃くはないので、日本人にも親しみやすい顔立ちであると言えるでしょう。
スタイル
次にスタイルを見ていきます。
モンゴル人の体型は、比較的ぽっちゃり体型の人が不思議と多いです。
太りやすい人種であるのかどうかはわかりませんが、モンゴルの国土は歴史的にも栄養素排出率は悪く、そのため、効率よくエネルギーを蓄えられる体になっていったのかもしれません。
ぽっちゃりが多いからといって、ぽっちゃりな女性が好まれるというわけではありません。
そういう人種だからこそ、スタイルをしっかりと維持している女性は美しいとされる傾向にあるようです。
肌
肌もスタイルと同様なことが言えます。
モンゴルは広大な草原が国土の大半を占めます。そのため、日本よりも紫外線の影響をもろに受けてしまうのです。
モンゴルの人は肌が赤くなってしまった人も少なくはなく、モンゴル人女性はスキンケアに腐心する毎日です。
ただ、白い肌が好まれるようになったのはここ最近のことであり、少し時代を遡ればまた別な価値観と出会えそうですね。
若々しさ
モンゴル人女性は家族のために自分の若々しさを維持し続けます。
これは、日本以上に家族や一族の繋がりが深く、他の家族に自慢できるような妻や母であろうとする意識が強いためです。
しかし、無理なメイクや化粧はしません。
未だ、遊牧民の自然な文化を色濃く残しているため、メイクもナチュラルであることを目指します。
化粧で衰えを隠すのではなく、あくまで自分の年齢に合った若々しさへのチャレンジを実施するといったような感じです。
モンゴル人女性の性格的特徴
モンゴル人女性の美意識が日本とそこそこ近いということがわかりました。
これについては、日本とモンゴルが同じ東アジアの一国であり、隣国ならではの価値観を共有していると言えるでしょう。
しかし、モンゴル人女性の典型的な性格の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。
非常にたくましい
モンゴル男女問わずという感じですが、特に女性がたくましい傾向にあります。
これについてはいくつか理由が考えられており、まず一つ目は日本に比べてモンゴルの大地が肥沃でないことです。
モンゴル草原は夏冬と昼夜の温度差が非常に広く、しかも土地の肥沃度は少ないため、作物の栽培は適しません。
そのため、いつも生きるために「何をしていくか」について考えていく必要があります。
これは、日本のような農耕民族には理解しにくい価値観でしょう。
もう一つは、モンゴルの家督相続制度にあります。
一般的に日本では、一家の主人が亡くなると、その息子が家の跡を継ぎます。しかし、モンゴルでは末子が継ぐという末子相続制度が歴史的にも優先されてきました。
末子がまだ一家を引っ張っていく年齢でも能力でもない場合、主人の奥さんが家政を名目的に引き継ぐような形になるのです。
この2つの理由により、女性がたくましくなっていきました。
普段は温厚だけど・・・
モンゴル帝国の歴史やモンゴル人力士のイメージから、非常にたくましく、気の強いイメージのあるモンゴルですが、実際は普段温厚で優しいです。
それは女性でも同じです。
特に友達や家族の身内に対する愛情が深い傾向にあります。
ただし、その分怒った時は怖いです。
モンゴル人女性と接するときは相手のことをしっかりと考えたうえで行動した方が良いかもしれませんね。
負けず嫌い!
これは、モンゴルのみならず、東アジア大陸に住んでいる女性の特徴でもあります。
この理由も歴史にあり、大陸は海に囲まれた日本とは違い、いつも他民族との勢力争いに苛まれます。
そのため、負けを認めることは自身と民族の国土や人を奪われるということにもつながるため、負けず嫌いになるのです。
モンゴルのように、スラブ人と漢人に挟まれた環境の中で、生き抜くために身に着けた性質なのかもしれませんね。
親日な方が比較的多い
太平洋戦争時代はモンゴルと日本は互いに対立していました。
ノモンハン事件をはじめとする紛争でも激突。
太平洋戦争が終わった後は冷戦に突入し、日本とモンゴルは互いに西側諸国・東側諸国に分かれて睨みあうこととなりました。
その歴史関係は決して順調とは言えません。
しかし、冷戦終結後は官民ともにその関係性が向上し、現在ではモンゴル人力士が日本で大活躍するようになりました。
日本のアニメや文化も流行しているため、モンゴル人女性は親日が多いと言われています。
男女平等の思想
モンゴルは女性の社会進出が日本以上に進んでいます。
そのため、特に女性の間で男女平等の考え方が強いのです。
モンゴルの女性は男性と何ら変わらない量の仕事をこなしていきます。また、恋人には自分よりもたくましく、強いひとを求める傾向にもあります。
少しだらしない!?
時間や規則について、しっかりとしている日本人に比べ、モンゴル人は時間にとてもルーズです。
待ち合わせても、まず時間通りには来ないことを覚悟しておきましょう。
また、貸したものを返さないことも日常茶飯事。日本人からすると「ありえない!」ということを普通にやってのけます。
しかし、それはモンゴル人の感覚からすると「お互い様」なのです。
なので、あまり気にしすぎるのはよくないかもしれませんね。
恋愛については積極的
モンゴルにはませている子どもも多いです。
10代前半から彼氏彼女がいるという子どもも少なくありません。それほど恋愛については積極的です。
しかし、その分恋愛関係のトラブルがしばしば起きます。
モンゴル人女性と出会う方法は?
ここまでで、モンゴル人女性がどのような容姿、性格をしているのか、典型的な例がわかったのではないでしょうか。
それでは、実際にモンゴル人女性と出会う方法について紹介していきます。
国際交流等
最近では、世界が狭くなり、国際交流イベントが日本中でも広く、気軽に開かれるようになりました。
同じ国の人と日本人を交流させ、同郷の知り合いを増やすと同時に、日本人の仲間も増やすという名目で行われているイベントが多いです。
ネットでも調べればすぐに出てきますので、積極的に参加していきましょう。
マッチングアプリ
次にマッチングアプリです。
マッチングアプリは昨今、日本の若手の間でも大流行していますが、それは世界中でも同じです。
特に、国際結婚に特化したマッチングアプリもあるので、そこに登録するのも一つの手かもしれません。
しかし、国内マッチングアプリに比べて、絶対数が少ないため、出会えればラッキーくらいに捉えておいた方が良いでしょう。
モンゴル人の恋愛観
さて、実際にモンゴル人女性に出会えても、モンゴル人の恋愛観について知っておかなければ文化の違いですぐに疎遠になってしまいそうですね。
モンゴル人の恋愛観について知っておきましょう。
束縛気味
独占欲が強い女性が多いです。
付き合う相手の束縛が日本人女性に比べても強く、モンゴル人女性と付き合うと、その時間の多くを恋人に向けなければなりません。
しかし、それは裏を返すと愛情深いとも言えます。
恋愛に積極的になれない、いわゆる草食系男子の多い日本人にとは相性がいいかもしれませんね。
モンゴル人女性と日本人男性の相性
前述のことを加味して、モンゴル人女性と日本人男性がうまくいくかどうか検証してみましょう。
※あくまでも、典型的な例に過ぎないので、鵜呑みにするのはやめましょう。
昨今、日本では優しく、女遊びをせず、一途な男性が増えています。
それに伴う形で女性の社会進出が進み、十数年前に比べるとかなり男女平等に思想が強く根付くようになりました。
モンゴル人女性の少し束縛気味で尚且つ男女平等を愛する性分は日本人男性との相性が良いとも言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モンゴル人女性と日本人女性とは、価値観が全然違うのがわかったと思います。
最後に、モンゴル帝国を創り上げたチンギス=ハンの妻、ボルテについてご紹介していきます。
ボルテはモンゴル帝国を統一したチンギス=ハンの皇后として、華やがな生活をしているかと思われていますが、その半生は決して順風満帆ではありませんでした。
テムジン(チンギス=ハンの本名)のいた部族は最初から強かったわけではなく、どちらかと言えば弱小の部族です。
そのため、他の有力部族によっていつ潰されてもおかしくない状況にありました。
テムジンと結婚して間もない頃、有力部族メルキトがテムジンの部族を襲撃。ボルテが逃げ遅れ、メルキトに抑留されてしまいました。
長い我慢の生活の末、ようやく救出され、その後正式にモンゴル帝国の皇后になったのです。
このような、女性の強さを象徴するストーリーがモンゴルには意外にも多く存在します。
モンゴル人女性の強さというのはもしかすると、ずっとずっと昔から根付いているものなのかもしれませんね。